お手入れ


  • どんなワンちゃんであってもグルーミングは不可欠です。

    犬のグルーミングのメリット

     犬のグルーミングは、被毛を良い状態に保つのに不可欠です。抜けた毛を取り除き、天然油分を広げ、皮膚を健康に保ちます。犬の毛をブラッシングすると、ペットのストレスが軽減されることも証明されています。ブラッシングに慣れると、とてもリラックスできると感じるでしょう。これは愛犬だけでなく、犬のグルーミングが飼い主のストレスを軽減し、血圧を下げる効果があることも科学的に証明されています。

     

     定期的なグルーミングは、飼い主と動物との絆を高める機会です。またグルーミングは愛犬の健康状態をチェックする機会にもなります。皮膚に異常なしこり、隆起、傷、痛みがないかチェックしてみましょう。毛並みの状態をチェックしたり、体に沿って手をなぞって体重の増加をチェックしたりすることもできます。定期的なグルーミングを通じて愛犬のことをよく知っておくと、犬の変化に早く気づくことができます。

     

     ただし、犬がグルーミングに慣れていない場合、最初はストレスを感じたり、混乱したり、恐怖を感じたりする可能性があることを忘れないでください。子犬、新しい犬、保護犬のグルーミングを始める場合は、徐々に優しく進めてください。耳、顔、尻尾から始めないようにしましょう。まずは身体のグルーミングに集中することから始めましょう。たくさん褒めたり、抱きしめたりしましょう。

     

     

    短毛犬のブラッシングの仕方

    短毛犬のグルーミングは、入浴させない場合は、簡単なステップがいくつかあるだけです。

     

    1.使用する機材を揃えます。短毛犬の場合は通常、犬用グルーミングブラシまたはゴム製グルーミングミットに毛ブラシを加えます。

    2.まず、ブラシまたはグルーミングミットを使用して、汚れや死んだアンダーコートを取り除きます。

    3.犬に不快感を与えないように、常に毛が生えている方向にブラッシングしてください。

    4.次に、硬めの毛ブラシを使用して、抜けた毛や汚れを取り除きます。

     

     

    長毛犬のブラッシングの仕方

    短毛犬に比べて時間と忍耐が必要です。

     

    1.最初に手ぐしで乱れた毛を整えます。最初からブラシなどを使用すると、痛がる可能性があります。

    2.ピンヘッドブラシを使用してとかし、毛のもつれをほぐします。

    3.ブラッシングは1度に行うのではなく、部分的に行なってください。毛が厚く、艶のない部分は重点的に繰り返しブラッシングしましょう。

    4.前から後ろ、後ろから前とブラシをかけます。毛に自然な輝きを引き出し、厚いアンダーコートをほぐします。

    5.ブラシから毛を取り除き、毛が多く抜けているところは繰り返し行いますが、過度なブラッシングで皮膚を痛めないようにしましょう。

     

     

    グルーミングのヒント

    1.早めに始めましょう!子犬にブラッシングに慣れさせるためには必須です。優しく徐々に始めて、たくさん褒めながら行いましょう。

    2.頻度は、犬種や毛の状態によって異なります。愛犬を撫でているときに、たくさん毛が抜けていたらブラッシングしましょう。

    3.水たまりに入ったり、草むらで寝転んだりするのが好きな場合、ブラッシングの回数は増やしましょう。

    4.短毛犬の場合、1か月ブラッシングをせずに過ごせる子もいます。

    5.中毛犬の場合、週1回のブラッシングをお勧めします。

    6.長毛犬の場合は毎日ブラッシングをして、毛のもつれをなくしましょう。

    7.プードルなど、毛が抜けない犬種でも、ブラッシングは必要です。

    8.一緒に定期的な歯磨きに慣れさせましょう。

    9.健康チェックを行いましょう。口の中、耳の中、足、足の指、爪などを調べましょう。また、毛の状態や体重なども確認しましょう。

    10.まだグルーミングに慣れていない場合は、背中などの撫でてほしい場所を1日に数回ブラッシングしましょう。1週間ほど経ったら、徐々にお腹、尻尾、耳などの敏感などの部位に移動してみましょう。

  • 参照:https://www.purina.co.uk/articles/dogs/health/daily-care/grooming-long-short-haired-dogs

散歩などで自然に爪が削れて爪切りが必要ない場合もありますが、伸びたまま放置していると、爪が折れたり、出血したり、肉球に刺さったりする可能性があります。愛犬が高齢で関節炎などを患っている場合、爪が伸びたまま歩くと痛みを引き起こす可能性があります。

愛犬が硬い床の上を歩くときに「カチッカチッカチッ」と音がするのは、爪切りが必要なサインです。うっかりして怪我させてしまわないように正しい方法を知っておきましょう。

 

爪を切る前に

1.愛犬が爪を切ることにストレスを感じたり、動揺したりしている場合は自分で切る必要はありません。動物病院やトリミングサロンにお願いしましょう。特に爪が伸びすぎている場合は尚更です。

 

爪を切る

1.動物病院やトリミングサロンでどれくらい切ってもいいか、指導を受けましょう。正しいタイプの犬用爪切りを用意しましょう。

2.爪切りの手入れがされており、刃が鋭利であることを確認しましょう。

3.愛犬の大きさによりますが、膝の上に座らせるか、自分の横に座らせます。犬は飼い主が近くにいると安心します。

4.家族や友人に犬の頭を抱いて安心させてもらい、手伝ってもらいましょう。

5.愛犬の足をしっかり持ち、肉球を軽く押して犬の爪を突き出します。

6.爪切りの刃先を爪に向けて45度の角度で切ります。

 

 

黒い犬の爪

犬の爪が黒い場合は、爪のクイック部分(血管があるところ)や柔らかい部分を誤って損傷しやすいため、気をつけて切りましょう。爪の中央に黒い点が見えたら、もう限界に達しているので、すぐに切るのをやめましょう。繰り返しますが、動物病院やトリミングサロンにのくらい爪を切って良いいか聞いてみましょう。

 

白い爪の犬

白い犬の爪では、クイックはピンクの部分にあります(黒い爪では見えません)。繰り返しになりますが、傷をつけないように努めてください。この部分には神経と血管があり、傷が付くと簡単に出血します。

 

頻度は?

必要な場合は週に 1 回行うことが望ましいですが、犬のニーズや道路を歩く頻度に応じて、少なくとも月に 2 回は行う必要があります。

時々長くなった爪を切るよりも、少しづつ頻繁に切るのが良いでしょう。

*爪が長くなるとクイックも伸びることがあります。*

 

血が出た時の対処法

まずパニックにならないようにしましょう。誰にでも引き起こす可能性はあります。

*クイックストップという止血剤を患部に押し当て、しばらく押します。*

出血が止まらない場合は動物病院に相談しましょう。

 

爪切りのヒント

1.犬の足の内側にある狼爪の爪も忘れずに切りましょう。

2.最初のうちは気が引けていても、少しづつ慣れていきます。

3.幼いうちから愛犬の足を触り、トリミングごっこうをしながらおやつをあげるなどして、慣らしていきましょう。

4.爪切りの後は必ずご褒美をあげて、爪切りに良い印象を与えましょう。

5.爪が脆くなった子犬や、老犬の柔らかい爪には、痛みや出血が起こりにくい爪やすりを使用しましょう。

6.爪をチェックするときは肉球やその間に切り傷や異物がないかも確認しましょう。草や種が肉球の間に挟まることがあります。

 

犬の爪切りは簡単ではありません。不安な場合は遠慮なく動物病院やトリミングサロンにお願いしましょう。

 

参照元:https://www.purina.co.uk/articles/dogs/health/daily-care/looking-after-your-dogs-claws

耳掃除は定期的に行いましょう。病気や感染症がないか、チェックすることも重要です。

 

頻度

 犬種によって異なります。コッカースパニエルやバセットハウンドなどの垂れ耳の犬種は耳の感染症を起こしやすくなるため、より定期的な耳掃除が必要になります。垂れ耳の場合、耳の中の空気の流れが少なくなり、外耳道にゴミや湿気がたまりやすくなり、イースト菌感染症を引き起こす可能性があるためです。

 泳ぐのが好きな犬は、より湿気によって耳の感染症を起こしやすくなるため、常に耳に注意を払う必要があります。

 ダニは常に注意を払う必要があります。耳感染症の潜在的な原因でもあり、他のペットにも伝染する可能性があるためです。

 つまり、感染症を避けるために犬の耳を定期的に掃除することが重要ですが、頻繁に耳掃除をしすぎると外耳道を損傷したり炎症を引き起こしてさらなる問題を引き起こす可能性があります。

最適な頻度は動物病院で聞いてみましょう。

 

方法

 まず愛犬は耳掃除に慣れているでしょうか?成犬になってから耳掃除を始めて慣れる子もいますが、子犬の頃から手入れを行い、慣れさせておくのが理想です。成犬の保護犬や高齢犬の場合は難しい場合もあります。

 愛犬の耳を優しく触ったり撫でたりして、どのような反応をするか確認しましょう。耳を触られるのを嫌がるようであれば、無理に触らないでください。犬がストレスを感じていたり、苦しんでいる場合は、決して無理に行わず、動物病院やトリミングサロンにお願いしましょう。

 

必要なもの

・湿らせた脱脂綿や脱脂綿パッド(綿棒は使わない)

・犬用のイヤークリーナー(決して人間用は使わない)

・清潔なタオル

・助っ人

・おやつ

 

7つのステップ

1.愛犬が落ち着いていることを確認して、耳をつまんで持ち上げ、中をよく観察します。

2.赤くなっていないか、耳垂れや悪臭がないか確認します。少しの明るい色の耳垢があるのは問題ありません。しかし量が多かったり、赤くなっていたり、膿や悪臭があったりする場合は問題の兆候ですので、動物病院に行きましょう。

3.湿らせた脱脂綿で耳の入り口の周りをそっと拭きます。これにより、汚れや余分な耳垢が除去されます。

4.犬用イヤークリーナーの先端を外耳道に挿入します。挿入しすぎないように注意してください。そのままイヤークリーナーを出します。

5.耳の付け根をマッサージして、クリーナーが外耳道に入りやすくします。

6湿らせた脱脂綿で余分なクリーナーを拭き取ります。

7.もう片方の耳にも同じように行います。

 

耳掃除をしてはいけないのはどんなとき?

 犬は耳ダニや耳感染症など、さまざまな耳の病気にかかりやすい傾向があります。他にも耳の慢性酵母菌感染症を起こしやすい場合があります。 

 犬が感染症にかかっている可能性があるとき、特に犬の臭いが通常より強い場合や、多量の耳垢の蓄積に気付いた場合は、耳掃除をしたくなるかもしれません。しかし犬が感染しているときに耳掃除をすると、犬に良い影響を与えるどころか、害を及ぼす可能性があります。耳の感染症が疑われる場合は、耳掃除をする前に必ず動物病院に相談してください。 

 

耳の感染症の兆候

 犬が感染症に罹患している場合、耳は敏感になり、赤くなって炎症を起こします。また、定期的に頭を振ったり、耳を掻こうとしたりすることもあります。耳からの異臭や異常な色や量の耳垢などでも気づくことができます。

 耳ダニがいる場合は、コーヒーを挽いたような塊、黒または赤/茶色の厚い外皮、耳の中や周囲にひっかき傷や切り傷ができることがあります。

 このような兆候があった場合はすぐに動物病院に連れて行きましょう。抗生物質や点耳薬を処方してもらえます。さらに、感染症が寄生虫によるものであれば、寄生虫を駆除するための適切な薬を処方してくれるでしょう。

 

参照元:https://www.purina.co.uk/articles/dogs/health/skin-fur-ears/how-to-clean-a-dogs-ears

 

お風呂が好きな子も嫌いな子もいます。犬にとって体を洗うことは重要なことなので、正しい方法を知りましょう。

 

頻度

 人と違い、毎日は必要ありません。しかし、定期的に洗う必要があります。洗う頻度は犬種によります。

 長毛犬は年に2回から3回で十分です。頻繁に洗いすぎるとと、彼の毛皮から必要な油分が落ちてしまいます。ほとんどの場合足をさっと洗うだけで大丈夫ですが、もし愛犬に病状がある場合や、不快なものが毛についた、または少し変な臭いがする場合は、入浴が必要になるかもしれません。

 短毛犬も特に汚れたり臭ったりしない限り、頻繁に洗う必要はありません。多くの短毛犬は月に一度の入浴で十分なことが多いです。

 水をはじく毛質の犬種や、厚い毛皮を持つ犬種は、入浴回数が少ない方が良い状態を保ちます。本当に必要な時以外は愛犬を洗わないようにしましょう。必要な油分が落ちて肌荒れしやすくなる可能性があります。

 

子犬はいつからお風呂に入れる?

生後約9週目以降にしましょう。幼いうちは体温調節がうまくできず、かぜを引いてしまうかもしれません。必要な場合は湿ったタオルで拭きましょう。

子犬のうちは特にドライヤーを怖がる子が多くいます。お風呂デビューの前の段階から、ドライヤーに慣れさせておきましょう。音の静かなものを選び、最初は音だけ聴かせ、慣れてきtら、おやつを与えながら少しづつ体にかぜを当てていきます。

 

お風呂の準備

1.犬用シャンプーを購入する

人間用のシャンプーではなく、必ず犬用シャンプーを使用しましょう。中性のシャンプーが理想です。また、人工の色素や香料が含まれていないシャンプーを選ぶようにしましょう。

2.適切な場所を選ぶ

小型犬の場合は、流しで洗うことができます。大型犬はもっとスペースが必要なので、浴室やバスタブのような場所を選ぶとよいでしょう。犬が滑らないようにタオルやゴム製のバスマットを敷きましょう。すべての犬が入浴を好むわけではないので、犬が安全で安心できる場所を選ぶ必要があります。

3.必要なものを全て揃える

愛犬の入浴を始める前に、洗い場の近くに必要なものをすべてきちんと準備しておきましょう。洗い終わったら清潔なタオルがたくさん必要です。終わった途端に愛犬がソファに飛び乗るのを防ぐために、ドアを閉めておくと良いでしょう。

 

・タオル

・犬用シャンプー

・コンディショナー(長毛のもつれを防ぎます)

・ブラシやコーム

・ドライヤー

・おやつ

・助っ人

・滑り止めマット(必要であれば)

 

お風呂の入れ方

1.愛犬を安心させる

お風呂を怖がる子はたくさんいます。愛犬を最優先にし、常に優しい声で話しかけてください。お風呂が終わった後はご褒美をあげましょう。

2.まずブラッシングしましょう

毛がもつれたり、艶がなくならないようにするためです。

3.水温を確認する

暖かい温度に保ち、必ず洗う前に温度のチェックをしましょう。

4.体を濡らしていく

暖かいお湯に浸していきます。皮膚も濡れているか確認しましょう。慣れていない場合はおやつを与えながら気を紛らわせます。

5.シャンプーをする

シャンプーは少量ずつ取るようにしましょう。泡立つまで体に刷り込んでいきます。目にシャンプーが入る危険があるため、顔にシャンプーをつけないようにしましょう。

7.すすぐ

暖かいお湯で十分に洗い流します。シャンプーが残っていると皮膚を刺激してしまいます。

8.乾かす

タオルやドライヤー、ブラシを使用し、しっかり乾かしましょう。ドライヤーは熱くならないように設定し、1つの場所に集中して当てないようにしましょう。

9.ご褒美をあげましょう

終わったら、声を出して褒めましょう。ご褒美もあげます。

 

お風呂のヒント

1.急いでいると愛犬が緊張してしまうので、時間には十分余裕を持ちましょう。

2.愛犬が飛び跳ねないように、お風呂の前にしっかり散歩することをお勧めします。

3.必ず濡らす前にブラッシングしましょう。

4.体格に適した洗い場で洗いましょう。

5.必ず犬用のシャンプーを使いましょう。

6.犬はお風呂から出ると、激しく体を震わせて水を弾きます。タオルをたくさん用意し、近くにある濡れて困るものは守りましょう。

 

参照元:https://www.purina.co.uk/articles/dogs/puppy/health/puppy-first-bath

歯の手入れが十分でない場合、影響が出るのは口の中だけではありません。歯科疾患によって発生した細菌は最終的に犬の血液に入り、心臓、肝臓、腎臓に損傷を与える可能性があります。何に気をつければいいでしょうか?

 

プラーク

 犬の口の中では常に細菌が形成されており、それが唾液や残った食べ物のかけらと混ざると、上顎の小臼歯と大臼歯の外側に、粘着性があり無色の薄い膜(プラーク)が形成されます。このプラークを犬の歯から取り除かなければなりません。放置してプラークが蓄積すると、それが硬化して歯石を形成することになります。

 

歯周病

 歯石は犬の歯茎を刺激し、歯肉炎、歯茎の腫れと赤み、口臭の原因となる可能性があります。ドライドッグフードは歯垢や歯石を削り取るのに役立ちますが、犬のデンタルケアでこれを補う必要があります。

 

口腔疾患の兆候

 最初に気づくのはおそらく口臭でしょう。それだけでなく、歯茎の赤み、出血、腫れ、黄褐色の歯石の固まり、よだれにも注意が必要です。

 重度の歯肉炎を発症すると、食事中に食べ物を落としたり、口の片方だけで食べたり、全く食べなくなることもあります。これらはすべて体重減少につながる可能性があります。

 

子犬の歯を綺麗にする

 生後3〜4週目までに乳歯が生え始めます。乳歯が生えそろうと、さらに3〜4ヶ月かけて大人の歯に生え変わります。乳歯はすぐに抜けてしまいますが、それでも手入れをすることが重要です。

1.定期的にはをチェックする

子犬の歯は常に変化するため、少なくとも1週間に1回ははをチェックしましょう。これにより犬の口の中に病気の兆候がないか確認することができます。

2.子犬におもちゃを与える

歯が生え変わる段階では噛むおもちゃを与えましょう。噛むおもちゃは歯を清潔に保つだけでなく、歯が生えるときの痛みや痒さを和らげてくれます。

3.歯が抜け落ちていることを確認する

約3〜4ヶ月後には歯が抜け始めているはずです。この時点で歯が抜け始めていない場合は動物病院へ連れていきましょう。

4.歯を磨く

子犬の頃から歯を磨くことはとても重要です。歯のケアができるだけでなく、幼い頃から歯磨きに慣れることもできます。

まずは子犬の口を指でゆっくりこすることから始めます。これをマスターしたら、歯磨き粉、そして最終的には歯ブラシを使い始めましょう。歯磨きのたびに犬を褒めてご褒美を与えることを忘れないでください。

 

成犬の歯を綺麗にする

 生後約12ヶ月に達すると成犬となります。歯は全て生え揃い、その後生えてくることはありませんので、正しく手入れする必要があります。

1.歯を磨く

歯磨きは毎日行うのが理想ですが、週に2〜3回程度でも効果はあります。磨くときは、歯に対してブラシが45度になるようにしてください。

2.液体歯石除去剤

液体歯石除去剤は口の中を清潔に保ち、息も新鮮に保つのに役立ちます。使用する場合は歯磨きや歯磨きおやつと併用する必要があります。

 

シニアの歯を綺麗にする

 歯と歯茎のチェックを行いましょう。高齢になると歯周病のリスクが高まっていきます。

1.虫歯

痛みや歯を抜く必要が出てくるので、定期的にチェックしましょう。

2.抜歯

さまざまな理由で歯を抜く必要が出てくる場合があります。歯を抜く際は全身麻酔をする必要があります。全身麻酔は基本的に安全ですが、高齢の場合かなりの負担になります。

 

参照元:https://www.purina.co.uk/articles/dogs/health/dental/caring-for-your-dogs-teeth

原因

犬の涙には、通常なものから深刻なものまでさまざまな原因があります。

1.感染症

2.角膜潰瘍

3.ケガ

4.結膜炎

5.ドライアイ

6.まつ毛の問題

7.風にさらされる

8.目のしこり

9.目に何かが刺さった

10.品種関係

 

他にどのような症状に注意すべきか?

1.目をこする

2.目を細める

3.目を閉じたままでいる

4.赤み

5.腫れ

6.目が曇る

散歩後に愛犬が涙を流していてもすぐに治まる場合、それは単に激しい風や小さな破片が原因である可能性があります。嗚咽する場合、または上記の症状のいずれかに気づいた場合は、動物病院に行きましょう。

 

透明な鼻水や涙

 鼻水や目やにが透明な場合は、さまざまな原因が考えられます。多くの場合はアレルギーまたは塵や風に対する反応です。

 透明な分泌物は、涙管の閉塞、角膜の傷、特定の品種の目の異常(突出した目、角膜を刺激する毛、まぶたの巻き込みなど)が原因である場合もあります。あるいは、水っぽい目やにが片方の目から出ている場合は、緑内障という深刻な病気の兆候である可能性があります。

 分泌物が透明な場合は、その量を確認することも重要です。少量で、目が赤くなったり痛くなさそうだったりする場合は心配する必要はありませんが、不安であれば動物病院で相談しましょう。

 

黄色や緑色の鼻水

 黄色または緑色の場合は病気の可能性があるため、動物病院に連れて行く必要があります。

 黄色または緑色の目やにの最も一般的な原因は目の感染症です。この場合、犬は目の充血、炎症、痛みなどの結膜炎の他の兆候を示す可能性があります。またドライアイや目の損傷などの他の症状が原因で二次的に発症する場合もあります。

 黄色や緑色の分泌物の原因が何であれ、治療が必要になる可能性が高いため、動物病院に連れていきましょう。

 

赤い涙やけ

 赤い涙やけは通常、毛色の明るい犬に見られ、不安に見えるかもしれませんが、赤い色は血液によるものではありませんので、ご安心ください。涙は空気に触れるとこのように赤くなりますので、赤や茶色の色合いは酸化によるものです。

 ただし、涙の着色は、過剰な涙の生成や不十分な排出を引き起こす何かしらの原因がある可能性があります。動物病院で相談してみるのもいいでしょう。涙やけを軽減するには、湿らせた布で拭いてください。

 

かさつく、または粘液状

 朝、愛犬の目が少しカサカサしていたり 、ぼんやりしていても、それは必ずしも心配する必要はありません。それは私たち人間が目覚めたときに感じるものと同じです。このかさつきは乾いた涙、ほこり、油、細胞が組み合わさったもので、湿らせた清潔な布で簡単に拭き取ることができます。

ただし、犬の分泌物が多くある場合、またはそれが 1 日を通して繰り返される場合は、問題がある可能性があります。

 ベタベタした目やにが出る原因の 1 つは、犬が十分な涙を分泌できない状態であるドライアイです。この状態は非常に痛みを伴う可能性があり、治療せずに放っておくと犬の視力が低下する可能性があるため、動物病院で相談してみましょう。

 

涙が出やすい犬種

 遺伝や顔の作りが原因で涙が出やすい犬種もいます。

 ビーグルやセントバーナード、ブラックハウンドは、瞬膜線の位置がずれて起こるチェリーアイが原因で涙が出やすくなります。また、まぶたが外側に転がりやすく、目の問題を引き起こす可能性があります。

 パグやフレンチブルドッグのような短頭種は目が大きく、涙が溢れやすいです。まぶたが完全に閉まらなかったり、逆まつげだったりする場合もあります。

 

治療法

 必要に応じて目薬や軟膏を処方されます。

投薬治療は最後までやり遂げることが大事です。早くやめてしまうと、完治しなかったり、再発する可能性があります。

 

参照元:https://www.purina.co.uk/articles/dogs/health/symptoms/weepy-eyes-in-dogs

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