環境づくり

お迎え前の準備

揃えておくもの

・サークル 成犬になっても使えるくらいの大きさのもの

・トイレ トイレシートも忘れずに

・ベッド 掃除しやすものがおすすめ

・食器 フード用とお水用が必要

・フード 最初のうちは今食べているものと同じものがおすすめ

・おもちゃ 飲み込めないくらいの大きさのもの

・クレート 成犬になっても、中で立ち上がって方向転換ができるもの

・クリーニング用品 消臭スプレーや犬用洗剤など

・グルーミング用品 ブラシやシャンプー、爪切りなど

・首輪とリード 散歩はまだ先でも、鑑札をつける必要あり

・ペットヒーター 寒い時期には必需品

愛犬にとって快適な環境

 最適温度は25〜27℃で、最適湿度は40〜60℃くらいです。

 愛犬のお家(サークル)を作りましょう。場所は動かさないようにし、サークルの中に寝床とトイレを分けて用意しましょう。
①朝晩の温度変化が少なく、直射日光が当たらない場所
②エアコンやヒーターの吹き出し先ではない場所
③テレビなどの環境音が大きくない静かに休める場所

 電気コードなどかじると危険なものや、首に巻き付く紐のようなもの、壊したり誤飲したりする危険性があるものは、カバーをしたり近づかないようにしたりするなど、配慮しましょう。

 観葉植物の中には犬が食べると有毒なものもあるので、注意しましょう。

 イタズラされて困るもの(ティッシュ、ゴミ箱、食べ物、スリッパなど)は、必ず愛犬の手の届かない場所、もしくは入れない場所に置きましょう。

 フローリングの場合は、愛犬が滑らないようにマットなどを敷きましょう。ケガ防止でもありますが、関節の負担を減らすことができます。トイレのしつけができていないうちは、愛犬が粗相をしても問題ないものを選びましょう。

お迎え当日の注意点

午前中にお迎えが理想

 新しい環境に慣れるまでの時間を長く取ることができます。また、もしも急に体調を崩した時に相談できるお迎え元や動物病院が開いている可能性が高いです。

今慣れているものを揃える​

 今食べているフードをお迎え元に確認し、購入しておきましょう。お迎えしてしばらくは食べ慣れているフードが好ましいです。
 また、お迎えする子犬の匂いがついているおもちゃやタオルなどを、一緒に持って帰ることができないか確認してみましょう。新しい環境で、自分の匂いがすると安心しやすいです。

すぐに帰ろう

 長時間の移動や温度変化は、子犬にとって大きな負担となります。中には車酔いをして、嘔吐してしまう犬もいます。寄り道せずにまっすぐ安全に帰りましょう。

とにかく休ませる​

 子犬は元気に見えても、知らない場所に来たことでストレスが溜まっています。1週間ほどは環境に慣れることを優先し、優しく見守り、遊ばないように注意しましょう。
 子犬は1日に18時間以上の睡眠が必要です。睡眠が足りないと体調を崩してしまいますので、無理やり起こしてはいけません。

 初日はフードを食べないかもしれません。無理に与える必要はありませんが、適切な糖分を含んだ水を飲ませるなど、最低限のエネルギーを確保しましょう。

夜泣き

 お迎えして2〜3日は、寂しくなって夜泣きするかもしれません。泣いていても決して近寄らず、泣き止むまで放っておくことが大切です。可哀想だから、うるさいからと近づいてしまえば、子犬は泣けば誰かが来てくれると思ってしまうかもしれません。

先住犬がいる場合

 お家に他の犬やペットがすでにいる場合は、前住動物を優先し、両方の様子をしっかり観察してゆっくりと慣れさせるようにします。

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